ノコギリヤシエキスと一緒に補いたい育毛成分【コラーゲンペプチド】

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「コラーゲン」と「コラーゲンペプチド」の違い

「コラーゲン」と「コラーゲンペプチド」の違い

毛髪や頭皮について調べているうちに、毛髪を構成するケラチンと同じたんぱく質の一種であるコラーゲンにいきあたりました。コラーゲンを経口摂取で補っても、再度体内でコラーゲンとして合成されるとは限らないようですが、毛髪や頭皮にいい影響があったという事例が多く報告されているようです。

一般には「コラーゲン」と総称されていますが、分子量により「コラーゲン」「ゼラチン」「コラーゲンペプチド」に分けられます。一番大きな分子を持つのが「コラーゲン」で、その分子量は約30~36万と言われています。次に大きな分子を持つのが、コラーゲンに水と熱を加えて抽出・精製した「ゼラチン」で、分子量は数万~数十万です。そしてゼラチンを酵素分解してできる「コラーゲンペプチド」は分子量が一番小さく、数百~数千レベルだそうです。

分子が小さいほど体内への消化吸収がいいとされています。またコラーゲンペプチドは加熱や冷却で変質しにくいため、健康食品やサプリメントによく使われています。

コラーゲンペプチドの育毛効果

コラーゲンペプチドの育毛効果

肌にいいと言われ、多くの美容サプリなどに入っているコラーゲンペプチドですが、育毛への効果も少なからずあるようです。僕が調べた結果わかった、コラーゲンの具体的な育毛効果は次の3つです。

頭皮の弾力性アップによる育毛効果
頭皮は表皮、真皮、皮下組織の三層構造からなっており、そのうち毛髪を作り出しているのが真皮です。その真皮の約70%はコラーゲンだと言われており、真皮のコラーゲンを増やすことで頭皮に弾力を与え、血流もよくなります。そうして毛髪に栄養が行き渡ることで、育毛効果が発揮されます。
細胞の活性化による育毛効果
コラーゲンは細胞と細胞の隙間を埋めている、細胞外マトリックスの一要素です。細胞外マトリックスは必要な栄養素などを一時的にためる役割をしており、コラーゲンが充分に満たされていることで細胞へのスムーズな栄養・水分補給ができます。
毛包幹細胞を守り脱毛を防止する効果
最近の研究結果として、毛包幹細胞の衰えが加齢による脱毛の原因であることが発表されています。そしてその毛包幹細胞の老化を食い止めるのが、17型コラーゲンであることがわかっています。17型コラーゲンを体内で意識的に合成することはできませんが、コラーゲンペプチドを摂取することで、毛包幹細胞へのアプローチが期待できます。

バランスの良い食事からたんぱく質を補うことが大切!

バランスの良い食事からたんぱく質を補うことが大切!

「『コラーゲン』と『コラーゲンペプチド』の違い」で説明しました通り、コラーゲンペプチドを経口摂取したからといって、再び体内でコラーゲンとして合成されるとは限りません。ただしプロリンとリシンというアミノ酸と、ビタミンCが揃えば体内で再びコラーゲンが合成される可能性は充分にあります。

体内のコラーゲンは、グリシンやアラニンなどのアミノ酸を原料としています。中でもヒドロキシプロリンとヒドロキシリシンはコラーゲンにしか存在しない特殊なアミノ酸で、プロリンとリシンがビタミンCを補酵素として合成されます。よって体内でのコラーゲン合成には、プロリン、リシン、ビタミンCが不可欠なのです。

コラーゲンの合成を促進するためには、コラーゲンペプチドと一緒にプロリンやリシン、ビタミンCを多く含む食品を一緒に摂ることが大切です。それぞれの栄養素がどんな食品に含まれているかを一覧にしましたので、参考にしてください。

〈プロリンを多く含む食品〉 豚肉、高野豆腐、チーズ
〈リシンを多く含む食品〉 落花生、鰹節、鶏の胸肉
〈ビタミンCを多く含む食品〉 赤ピーマン、アセロラ、パセリ
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